親の子育て・教育に関する意識調査

「ドラえもん」「ポケットモンスター」などのキャラクター商品化権管理や、こども英語教室「小学館アカデミー」、通信教育「ドラゼミ」などの教育事業を手掛ける株式会社小学館集英社プロダクション(代表取締役社長:八木 正男、本社:東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル)は、通信教育「ドラゼミ」会員の親の子育て・教育に関する意識調査を行ないました。この調査結果によると、様々な興味深い結果が浮き彫りとなりました。


【調査アンケートの概要】
調査期間 :平成22年7月20日~26日
対象 :ドラゼミ会員 17,172人
方法 :上記会員へのメール配信による、質問サイトへの誘引回答
回答者 :総数938名(うち小学生を持つ親は800名)
 938名中、母親841名(89.7%)父親97名(10.3%)


通信教育「ドラゼミ」、会員の親の子育て・教育に関する意識調査内容
1. 学校教育が充分だと思っている親は、全体の15.4%

幼稚園児を持つ親で、わずか6.6%。また、母親の41.9%、父親の56.7%は充分だと思っていません。

幼稚園児を持つ親のうち「今の学校教育は充分だ」と思っている親は、わずか6.6%でした。幼稚園児を持つ親は学校教育を体験する機会がなく不安は当然ともいえます。それと比較して、小学校低学年の親は18.5%、小学校中学年の親は17.7%と子供の学年が上がると一旦充分だと思う親は増えますが、小学校高学年の親は極端に減ってわずか2.9%。

低学年、中学年での学校教育への安心、信頼感が中学受験や学習の難易度の高まりによって一気に消えている傾向が見て取れます。

また、父親の方が学校教育に関してより悲観的な見方となっています。


2. 塾、家庭教師、通信教育は、「学校の授業を補うために必要」が60.7%、圧倒的に多く、次いで「受験戦争を勝ち抜くために必要」は13.2%

塾、家庭教師、通信教育は学校の授業を補うために必要だと思う親は、最も高く全体で60.7%(幼稚園児を持つ親は55.1%、小学校低学年の親は 61.0%、小学校中学年の親は63.9%、小学校高学年の親は73.5%)、「なくても構わない」はかなり少数派で6.8%でした。親は学校の授業を第一に考えるが、中学受験や高学年の学習難易度の高まりから学校だけに頼れないとの認識が徐々に高まっていく傾向にあります。学校教育の重要性を早い時期から認識し、サポートすることがより現実的であると言えます。


3. 小学校高学年の親は、自分が「教育への責任を充分果たしている」と胸を張る親と懐疑的な親に分かれる

「教育、子育てについて責任を果たしているか」という問いに対して、「充分責任を果たしている」と思う親は、未就学児の段階でもっとも低く、学年が上がるにつれて増えています(幼稚園児を持つ親は8.1%、小学校低学年の親は13.2%、小学校中学年の親は19.7%、小学校高学年の親は26.5%)。また、「どちらとも言えない」と思う親は、小学校中学年までは、10%前後だが、高学年は、20%と倍になっています(幼稚園児を持つ親は11.0%、小学校低学年の親12.3%、小学校中学年の親は9.9%、小学校高学年の親は 20.6%)。中学受験や高学年の学習難易度が上がることによって、親がフォローしようとしても思うように実践できず、その結果自分の責任を懐疑的に見ていると考えられます。

【株式会社小学館集英社プロダクション 会社概要】
商号 :株式会社小学館集英社プロダクション
代表 :代表取締役社長 八木 正男
所在地 :〒101-8415 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル
事業内容 :未就学児向けを中心とした教育事業
 キャラクターライセンス事業
 放送番組の企画・制作を業務
URL :http://www.shopro.co.jp/

「知育」おもちゃが続々

2010年末の年末商戦に向けて知育おもちゃが続々と登場していると朝日新聞が伝えています。

2010年9月15日に東京都内であったクリスマス向けの見本市では、自らつくるという「知育」を前面に打ち出されていたとか。


見本市は東京玩具人形問屋協同組合が主催し、玩具メーカーと問屋の計65社が約1万点を展示。1年で最もおもちゃが売れるクリスマスや年末年始に向けて、新商品を小売業者らにPRした。

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「早寝早起き朝ごはん」ができている子の特徴

Benesse教育研究開発センターが2008(平成20)年11月に小・中・高校生を対象に行われた「放課後の生活時間調査」の中から、
「早寝早起き朝ごはん」に関する調査結果を発表しています。



実際に「早寝早起き朝ごはん」ができている小学生の子どもたちはどんな特徴を持っていて、学習時間とのバランスはどうなっているのか見ていきます。

「早寝早起き朝ごはん」ができている小学生の特徴をつかむために、(1)一日の時間配分、(2)時間の過ごし方、(3)現在の成績の3点について、他の3グループ&全体と比較していきます

睡眠時間は「早寝遅起き朝ごはん」に次いで2番目の長さ。もう一つ特徴的なのは「学習塾」の時間が4グループの中で最短なこと。全体と比べて約14分短くなっています。

対照的なのは、「遅寝」の2グループの「学習塾」の時間。全体より20分程度、「早寝早起き朝ごはん」より30分程度長くなります。さらに、この「遅寝」の2グループは「メディア」にかける時間も「早寝」の2グループより10分前後長く、寝るのが遅くなる理由が垣間見えます。

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2013年度から幼稚園教諭と保育士の資格を統合か

2010年6月28日、政府は、幼稚園と保育所の機能を兼ね備え、親の就労状況に関係なく子どもを預けられる「こども園」制度の創設に併せて、幼保一体化を推進するため、2013年度をめどに幼稚園教諭と保育士資格の統合を検討していることが明らかになりました。

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評判が良い子育て本

天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
横峯さくらの伯父(教育者)が30年の試行錯誤の末にたどり着いた、落ちこぼれゼロの子育て法。0歳から10歳までの「自学自習」、伝統的な寺小屋方式で優秀なニッポン人のDNAにスイッチが入る。

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天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!

第1章 
「ヨコミネ式」驚異の実績—「読み書き・計算・体操」の「自学自習」で子供の能力はみるみる伸びます!(おもしろいから自然に繰り返す!読み書き・計算・体操 子供の「自学自習」が「ヨコミネ式」
読み—10歳までに平均3000冊を読破!字や言葉を自力で覚えるとみんな、本が大好きになります
書き—なんで、ひらがなの「あ」から覚えなきゃいけないのでしょう。「一」から始まり「む」で終わる「ヨコミネ式95音」の効果 ほか)

第2章 
お家でできる「ヨコミネ式」—保育園や学校に任せてはいけません。幸せな未来を創るのはあなたとお子さんなのです(教師や親のせいで自分の能力をなめてかかる子供たちが増えています
学校はあてにできません。お家でできる「ヨコミネ式」で子供の能力を伸ばしてあげましょう
「自学自習」の毎日学習。年齢に合わせた読み書き・計算・体操。6歳までに「ヨコミネ式」を! ほか)

第3章 
Q&A「ヨコミネ式」アドバイス—今からでも遅くありません。子供たちの幸せをつくるヒントです(20分の「読み書き・計算」で効果は出るの?子供が嫌がってやらない場合は?
「ヨコミネ式」は何歳から?
「自宅学習」のプログラムは? ほか)

 
 
 
ベビードレナージュ―健康な子、元気な子に育つ
落ち着きのある子に育つ、夜泣きがなくなる。かんたんマッサージで親子のスキンシップ!ベビーマッサージよりも弱い力でできて、効果抜群の方法を紹介します。

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ベビードレナージュ―健康な子、元気な子に育つ

ベビードレナージュとは、赤ちゃんに行うマッサージのことだ。

このベビードレナージュと、いま広がりつつあるベビーマッサージとの大きな違いは、マッサージを弱い力で行うことである。なぜなら赤ちゃんの体は敏感なので、強い刺激を与えてしまうと、リンパ管が壊れてしまうからだ。

ごく弱い刺激を与えることで、かえって体液循環が活性化され、フニフニの体から、固太りの体になる。そうなれば、健康で発育の良い子に育つのだ。

当初、著者の山田氏は、このドレナージュをダウン症などの障碍をもつ赤ちゃんに対して行い、発育が良くなるなどの効果が見られたため、健常な赤ちゃんにも行うようになったという。そして健常な子どもにも「落ち着きがでてきた」「夜泣きがなくなった」「背の伸びが早くなった」「お腹の調子がよくなった」「ミ
ルクの飲みがよくなった」などの効果をあげている。

親子のスキンシップにも役立つ簡単マッサージを紹介する一冊だ。
 
 
 
頭のよい子が育つ家
麻布・開成・武蔵・桜蔭・女子学院・フェリス女学院・慶應・早稲田実業・筑波大付属・筑波大付属駒場・栄光学園…。有名中学合格者の自宅を徹底調査。

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頭のよい子が育つ家

第1章
◆「頭のよい子」たちはこんな家で育ちました!―有名中学合格者の11家庭のおうち大公開(栄光学園中学に合格したAくんの家―リビングにある「卓球台」が家族をつなぐ!
◆開成中学に合格したBくんの家―子ども部屋を家族交流の場にする ほか)

第2章
◆ 「頭のよい子が育つ家」とは、こんな家だ!(立派な子ども部屋はいりません
◆親子で中学入試問題を解いてコミュニケーションを深めよう ほか)

第3章 
◆あなたの家をすぐに「頭のよい子が育つ家」に変える10カ条(子ども部屋を孤立させないようにしよう
◆家中を勉強スペースにしよう ほか)

第4章 
◆建築学から考えた「頭のよい子が育つ家」の秘密(ノマド式勉強法が実現できる家
◆気配とモノ語る壁のある家 ほか)
 
 

慶応義塾幼稚舎長のお話

2008.11.29 産経新聞 慶応義塾幼稚舎長・加藤三明


毎年3学期、4年生は一人一人、クラスメートとお母さん方が見守る前で、パソコンとスライドを使って「ぼくの/わたしの自慢料理」を発表します。夏休み中に自分の作った料理を写真に撮り、まとめたレシピをもとに、2学期に情報教室でプレゼンテーション用の資料を作成。その成果を見てもらうのです。

資料作成にはパワーポイントというソフトを使いますが、児童たちはまたたく間に使い方を覚えてしまいます。

幼稚舎では「情報」の授業を1年生から始めています。1、2年生は英語と交代で隔週1回ずつ、3年生以上は週1回の授業。まず1年生はパズルなどのゲームで、コンピューターに慣れ親しむことからスタートし、2年生からは1人1台のコンピューターを使って、徐々に水準を上げながら操作を勉強していきますが、児童たちはともかくコンピューターが大好き。

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【父親】平日に子どもと触れ合う時間がほとんどない

小中学生の子どもを持つ父親の4人に1人は、平日に子どもと触れ合う時間がほとんどないと内閣府が2008年11月21日に発表しました。内閣府は労働時間が長くなっているのが要因だと指摘しています。

2008年版青少年白書によると、9から14歳の子どもを持つ父親のうち、平日に子どもと過ごす時間が「ほとんどない」と答えた割合が、2000年の14.1%から2006年は23.3%にまで増えた。また、2006年の調査で、「子どもの悩みを知っている」という父親は31.4%で、母親の65.1%を大きく下回った。

子どものしかり方

毎日新聞 2008年11月23日
思春期の子どもの扱いは難しい。学校マガジン「おそい・はやい・ひくい・たかい」編集人で名古屋市の小学校教員、岡崎勝さんは「善悪を明快にシンプルにしかって」と勧める。10代の子どものしかり方はもともと気を使うものだが、10年ほど前から子どもの反応が変わったと、岡崎さんは指摘する。

目立つのは次のタイプだ。

(1)しかられることをどう受け止めていいかわからず笑ったりする。立ち直りが早く同じことを繰り返す

(2)暴力をふるわれてきたため、男女関係なく粗暴。言葉でしかっても通じにくい

(3)理屈をこねて言い返し、通用しないとキレる

岡崎さんは「幼少時に善悪を明確に教えられない親が増えた」とみている。「学校の物を壊さない」などの基本的な事柄を理解していない子が増えた。

(3)のタイプは、親が理詰めで納得させようと試みて、何をしかられているのかの焦点がぼけてしまった状態のことをいう。

「親は自分の正義感や怒りをぶつけていい。社会の規範が崩れ、大人も迷うのでしょうが判断に悩むことはしからなくていい。私は生徒に茶髪は『いけない』ではなく、『先生は良くないと思う』と伝えています」

悩みなどはしかった後で聞く。小学校高学年ともなれば大人と同様に自尊心が傷つく。事後のケアが大切だ。良くないのは母親が父親の顔色をうかがってしかるケース。子どもに何が問題なのかが分かりにくいからだ。

毎日新聞 2008年11月23日

睡眠教育

04年に日本で初めて睡眠学講座を開設した滋賀医科大の宮崎総一郎教授は昨年、京都市と滋賀県湖南市の中学校で実施した体調に関する調査の結果に驚いた。

学校で「眠たい」と感じている生徒が京都市(調査対象321人)は89・4%(男85・7%、女91・8%)、湖南市(同274人)でも83・9%に達していた。

宮崎教授は「睡眠時間の不足や生活リズムの乱れが集中力や記憶力、学習能力に悪影響を及ぼすことは教師も保護者も漠然とは分かっているのに指導につながっていない」と嘆く。

人間の体内時計は1日を24時間半から25時間と認識しているため、強制的にリセットしないと夜更かし朝寝坊は段々ひどくなる。リセットの役目を果たすのが朝の光だ。カーテンを開けたり外に出て太陽の光をしっかり浴びると、その15~16時間後にメラトニンというホルモンが分泌される。このホルモンが呼吸や血圧、体温を低下させて体を入眠に適した状態にする。

宮崎教授は「早寝するから早起きできるのではなく、早起きして光を浴びるから早寝できると考えるべきだ。『早寝早起き』の発想を逆転させて、『早起き早寝』を心掛けて」とアドバイスする。

一方、夕方以降に明るい光を浴びるとメラトニンの分泌は抑制され、体は眠りに就く準備が困難になる。コンビニなど非常に明るい場所に遅くまでいたり、住宅内でも明るい蛍光灯の部屋で過ごすと入眠にはマイナスだという。暗めの間接照明の部屋などで過ごした方がスムーズに眠りに就きやすい。

九州大大学院医学研究院の新小田(しんこだ)春美准教授が中心となって、乳幼児期の睡眠リズムが心身の発達にどう影響するかを追跡する3カ年の研究も昨年度から始まっている。これまでに▽遅寝の子どもは睡眠時間が短い▽早起きの子どもは昼間の活動量が多く、夜に良質の睡眠がとれている▽親が遅寝だと子どもも遅寝の傾向が強い--などが判明。新小田准教授は「長期的に追跡調査できれば、睡眠環境と『キレる子ども』との関係などにも迫れる可能性がある」と話している。


 ■健やかな体をつくる睡眠6カ条

(1)同じ時刻に毎朝起床
(2)朝の光で体内時計をスイッチオン
(3)よい睡眠に規則正しい食事と運動習慣
(4)眠りは脳や体を休ませ、記憶をよくする
(5)眠る前は自分なりにリラックス
(6)睡眠時間は日中の眠気で困らなければそれで十分
※睡眠教育のための生活指針(滋賀医科大睡眠学講座、滋賀大教育学部編)から

毎日新聞 2008年5月10日 大阪夕刊

わが子の笑顔は麻薬と同じ

初めて赤ちゃんを産んだ母親がわが子の笑顔を見たときには、麻薬を服用した際と似たような脳の領域が活発に働き、自然に高揚した状態になるとの実験結果を米ベイラー医科大の研究チームが米小児科学会誌の電子版に発表した。

母親の子への愛情を脳科学で分析すれば、育児放棄や虐待の背景にあるかもしれない病理の解明に役立つと期待されています。

教育再生懇談会「小中学生は携帯を持つべきか」

2008年5月26日
政府の教育再生懇談会は、これまでの審議をまとめた第1次報書を決定し、福田康夫首相に提出した。

必要がない限り小中学生に携帯電話を持たせないこと、持つ場合は通話機能やGPS機能に限定したものを推進することなどを盛り込んだ。

報告書の内容は、
◆小学校3年生からの早期必修化などを目指す英語教育の抜本的見直し
◆就学前の幼児教育・家庭教育の充実
など。

このうちの1項目として、有害情報など携帯電話の利用に伴う弊害から子供を守るため、保護者や学校、PTA、携帯電話事業者、行政などが協力して取り組みを進めることを提言している。

小中学生に対して、携帯電話の使用目的、使用機能、使用方法、使用場所などに関する教育を社会総がかりで協力して推進することにより、必要のない限り小中学生が携帯電話を持つことがないよう、保護者や学校、関係者が協力することとしている。

さらに、安全確保などの理由で携帯電話を持たせる場合でも、メール機能がなく、通話相手限定の通話機能、GPS機能のみのものを持たせることを推進。これらの機能に限定した端末の開発・普及に携帯電話事業者も協力するとともに、補助金の導入により後押しも検討することとしている。

このほか、インターネット機能付きの携帯電話を持たせる場合のフィルタリングのあり方について、フィルタリング利用の現状や、実効性担保のあり方などを含めて今後さらに検討することとしている。

福田首相は第1次報告を受け取った後も子供の携帯電話について規制が必要との考えのようで、26日夜、記者団に「持たせたい親御さんの気持ちも分かるが、そういう(通話と居場所確認に限った)機能しかない電話を持ってもらいたい。子供たちに与えていいかどうか親がしっかり判断しなきゃいかんですよ」と語った。

かけもちで習い事 焦る親

ベネッセが小中学生の子供がいる母親を対象に実施した「子育て生活基本調査」で、子供の進学・教育について「世間の流れに乗り遅れないようにしている」人は6割近く、「習い事や塾に通わせないと不安」な人も5割超という結果が出ました。

ベネッセでは「保護者の間で教育に関する不安はますます高まっている」と分析しています。

毎日習いごとがあって、いくつも掛け持ちしているのが当たり前になっている現代。

それは子供たちにとっていいことなのか?

毎日新聞に教育評論家の小宮山博仁さんの話が載っていました。ぜひご一読ください。


私が経営する塾でも、10年ほど前から、たくさんの習い事をして平日の放課後はスケジュールが埋まっている子が目立つようになった。

多くの習い事は、親が勧めている場合が少なくない。学歴が雇用に結びついた今の親の世代は、子どもに残せる財産は知力だと考え、教育に投資することを惜しまない。しかし、あまり根を詰めて知識を詰め込むと、人は余裕をなくして精神的に不安定になり、能力を発揮できなくなる。親が子どもに干渉してかかわりすぎると、子どもは伸びきったゴムのようになってしまうのだ。

受験に強いのは、問題解決能力があって、自学自習できる子ども。こうした子どもは例外なく適度な遊び時間を持ち、外遊びをしている。少なくとも小学4年生までは、子どもだけで群れて遊ぶ時間と空間を確保してあげた方がよい。

忙しい子どもを見かねて、保護者に「遊ぶ時間を作ってあげたら」と声をかけると、「週1回水泳で体を動かしている」という。しかし、スイミングスクールだって大人の管理で動く世界。子どもには、能動的に考え動き回る体験が必要だ。いざ受験と決めたら、子どもが本当に好きな習い事を一つか二つ残して、あとは交通整理すべきだろう。

子どもの習い事、英会話5人に1人

2008/03/03 日経ネット関西
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002890.html
水泳、ピアノ、英会話――。子どもの能力や体力を伸ばし、情操をはぐくむ習い事。子どもたちが通う姿は寺子屋の時代から続く風景だが、今では「おけいこ」の選択肢も数多い。就学前から始めたり、複数掛け持ちしたりするのは当たり前。新年度から新たに始める家庭も多いのでは。低年齢化や多様化が進む子どもの習い事事情を、3歳から9歳の子どもを持つ保護者1000人にインターネットで聞いた。

 「小さいころから習えば英語が自然と身に付く」「英語が話せれば将来の選択肢が広がる」――。「アミティーイングリッシュスクール西宮甲子園校」(兵庫県西宮市)の幼児クラスのグループレッスンに5歳児を通わせる母親たちはこう口をそろえる。

 西宮市に住む主婦、保田広子さん(40)の場合、年中の長男(5)は英語や体操など3つの教室に通い、小3の長女(9)は英語やピアノ、学習塾など6つの習い事を掛け持ちしている。保田さんは「色々な経験をして何か1つ得意なものを身に付けてほしい」と話す。

 今回の調査では、81.9%が何らかの習い事をしていると回答。年少でも66.3%、小学2年になると93.4%という高い数字が出た。「現在は何もしていないが今後始める予定がある」と答えた人も全体で10.6%に上り、低年齢層での習い事は一般的になっているようだ。

 どんな「おけいこ」が人気なのだろうか。水泳、ピアノ、書道などの定番が上位を占める中、英語・英会話が約5人に1人と3位に顔を出した。おなじみの習い事が根強い支持を集める一方で、「国際感覚を養ってほしい」と早い時期から英語に触れさせる父母も多い。「学校でいじめられないように」「礼儀作法を身に付けて」と空手などの武道を習わせるケースもある。

 1つだけではなく、複数に通うのも特徴。習い事をしている子どものうち、65.7%は2つ以上掛け持ちしており、75.2%は週に2日以上教室に足を運んでいる。その分月謝も増え、1万円以上が大半。10万円以上という回答も3.2%あった。

 多くの家庭では、習い事を決める主導権を「母親」が握っていた。「父親」の6.5%に対し、「母親」は73%と圧倒的な差。「子ども」が自分で決めたケースは19.9%にとどまった。

 とはいえ、強制しているわけではなさそうだ。習い事の目的について、半数以上は「楽しんでもらうため」と回答。「将来高収入や高学歴を得るため」や「受験に有利なため」と答えた人は1割に満たなかった。また、「習い事を選ぶ基準として最も重視していること」は、41.6%が挙げた「子どもが楽しく通える」がトップだった。

 汐見稔幸・白梅学園大学長(教育学)は「少子化で1人ひとりに掛ける費用や思いが多大になった。育児の息抜きという面などもあり、親が習い事に強い関心を持っている。子どもの得意な分野を見つけるために複数習わせるケースも多い。英会話や武道、芸術など多様化しているのも最近の特徴だ」と指摘。その上で「強制せずに、子どもの自発性を促すことが重要」と話している。
(大阪社会部 綱島雄大)

 〈アンケートの方法〉 インターネット調査会社のヤフーバリューインサイトに登録する会員で、関西の2府4県に住む幼稚園の年少組から小学3年(3歳―9歳)の子どもを持つ男女1000人を対象に実施。調査期間は2月14―16日。

児童英検 ゲーム感覚、合否つけず

2008年02月13日 朝日新聞
http://www.asahi.com/edu/student/atama/TKY200802120155.html

 「ゲーム感覚で受ける『育成型』のリスニングテスト」と銘打つ児童英検。イラスト満載の問題用紙を見ながら英語を聞き、選択肢に丸をつけていく。英検(実用英語技能検定)でおなじみの日本英語検定協会が94年から実施しているが、文法や読解、作文の問題などもある英検とはまったく違う。

 ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのグレード(級)がある。合否はつけず、正答率で評価。80%以上が次のグレードへの挑戦の目安になる。

 受験者は年々増加していて、06年度は前年度より5000人以上アップの約8万6000人。9割ほどは英語塾や英会話スクールなどからの申し込みだ。

 東京都港区の「TESS子供英会話教室」では1月下旬、過去問を使った模擬テストをした。ブロンズに挑戦した5人は小学校1~2年生で英語歴1年未満。約30分のテストを終えると、「緊張はしなかったけど、分からないところがあった」「難しかったけど楽しかった」との声が飛び交った。

 「通常のレッスンを受けていても上達がなかなか分からないから、一つの目安に試験を受けさせる保護者が多い」とスクールマネジャーの岡田郁さんは話す。

 子ども向けとはいっても、ゴールドでは50語程度の長めの文章が出題される。「全部聞き取れなくても、ポイントとなる単語が分かれば答えられる。細かいところまで追求せずに、まずは英語好きを育てたい」(検定協会)という。

 学習指導要領の改訂で、11年度からはすべての公立小学校で英語の授業が始まる。受験者数はさらに増えそうだ。


●年3回実施、階級3つ

 検定試験は6、11、2月ごろの年3回実施。英語塾や学校などグループ単位での申し込み以外に、東京と大阪、名古屋の公開会場で個人参加もできる。

 受験するグレードは、ブロンズの場合は週1回50分ほどのレッスンを塾などで半年~1年以上、小学校の英語活動では1年半~2年ほどの学習歴が目安となるという。シルバーは塾で1~2年以上、小学校で2年半~3年半、ゴールドではそれぞれ2~3年以上、4~5年以上。テスト時間は30分から45分ほどで、2000~2400円の受験料がかかる。

早期教育の効果に疑問=4歳児にはストレス-英研究者

2008/02/09 時事通信
【ロンドン8日時事】4歳児にとって英語や算数の授業はストレスが大きく、早期教育は後の成績向上につながらない-。英各紙は8日、ケンブリッジ大学のロビン・アレクサンダー教授らがまとめたこうした調査結果を報じた。
 
調査は、日本やフランスなど22カ国の児童が対象。英国は、多くの西側諸国より1、2歳早く、4歳から公的教育がスタートする。しかし、7歳から始まるスウェーデンやフィンランドと比べても、11歳までの児童の成績は英国が劣るという。
 
アレクサンダー教授らは「早期教育が子供の後の成功にとって有益という仮説は裏付けられなかった」と結論。幼いころから勉強を強制されることで、「学習意欲を失うといったマイナス影響が出る」との指摘もある。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008020900057

英検準2級、6歳で合格

2007年12月14日(金)  山梨日日新聞

英検準2級、6歳で合格 4年間学んだ成果を発揮

 甲府市緑が丘二丁目のタケダイングリッシュスクール(平原紀子代表)に通う川村一輝君(6つ)が、日本英語検定協会の英語検定試験で準二級に合格した。平原代表によると、スクール最年少での“快挙”。川村君は「四年間学んだ成果を発揮できた」と笑顔で話している。

 二歳の時に同スクールの「キンダーガーテン」(英語幼稚園)に入園。毎日英語で会話することで「英語が勉強ではなく、生活の一部になっている」(平原代表)という。

 今年一月、三級に合格。今秋の試験で高校中級レベルの準二級に挑戦した。試験前には、筆記試験の過去問題に取り組み本番に備えた。本番では、得意のリスニングで得点を伸ばし、合格を果たした。

保育時間の70%以上に英語を使う国際幼稚園

2007年11月23日(金)  高崎経済新聞 

http://takasaki.keizai.biz/headline/275/
 保育時間の70%以上に英語を使う国際幼稚園「ワールドキンダー」(高崎市大八木町、TEL 027-364-4633)が来年4月に開園する。

 同幼稚園は、2002年に英会話スクール「イングリッシュフレンズ英会話」を開校したポトツキ・ダニエルさん(豪州出身)が、英会話スクールや保育園での英会話教育の経験を生かし「英会話をきちんと身につけるために、日常生活のマナーを一緒に教える」(ポトツキさん)ことを目標に掲げている。

 ポトツキさんはモナッシュ大学(豪州)で科学を、キャンベラ大学(同)でコミュニケーション学を学び、英会話教室を経営するかたわら現在フィニックス大学(米国)の大学院で幼児教育を研究している。「会話はマナーや礼儀作法、季節の行事や歴史などを通して学ぶべきものであり、『話すことは環境』だと考えている。縁あって保育園で子どもに接する機会を得た時に、どうしても『総合的に教えたい』との思いを強くした」(同)という。

 今年1月に英会話スクールを移転し、広いスペースを手に入れたことから、幼稚園の開園の夢を実現するチャンスを得た。「これから開園するので、授業風景を見てもらうことも、卒園生の状況を見てもらうこともできない。入園を考える保護者から、授業を見たい、成果を見たいと言われても応えることができない現状がもどかしい」(同)と話している。

 対象は2歳~4歳で、カリキュラムは英語、国語、算数、美術、道徳、体育を予定している。保育時間は月曜~金曜の9時~14時30分。定員30人。

幼稚園のバイリンガル教育に「待った」 

What's New in 上海 2007年11月07日

加熱する早期教育に歯止め

 中国で益々加熱している早期教育だが、この状況の改善にこのほど青島市が乗り出したと新華社が伝えている。

 青島市教育局が最近発布した《幼稚園教育指導要綱》は未就学児童に対する早期教育に異を唱える内容となっており、幼稚園が園児に対して暗算、早すぎる識字教育、バイリンガル教育などを行うことを禁止している。

 このことについて幼児教育のとある専門家は、幼稚園の「小学校化」は園児に大きなストレスを与えているため、この指導要綱の実施によって幼稚園は本来の役割である子供の興味や自由な発想力を育てるのびのびした空間になってもらいたいとコメントしている。

2歳半でIQテスト 学費は年間2万ドル

2007年9月20日 日刊ゲンダイ

驚愕の「お受験」
 9月はアメリカで新学年が始まる月。同時に、来年に向けての受験が始まる時期でもある。ニューヨークですごいのは保育園や幼稚園段階でのお受験だ。日本に勝るとも劣らない熾烈なもの。

 まず、日本でいう保育園の段階でお受験は始まる。2歳半で、IQやら適性やらをテストされる。保育園は義務教育ではないので、ほとんどが私立。年間学費が2万ドル(約230万円)とバカ高いにもかかわらず、親が無理してでも名門保育園にこだわるのは、それがひいては名門大学進学につながるからだ。

 私立校は幼稚園から高校までエスカレート式なので、幼稚園にさえ合格すればこっちのもの。その幼稚園受験でモノをいうのが保育園からの内申書なのだ。名門私立高からの名門大学進学率は高い。

 極端な話、たとえ成績はまあまあでも、名門大学には「名門枠」があるそうで、エール大卒のブッシュ大統領などはその口だと、アメリカではもっぱらの噂だ。というのは余談だが……。

 ダイアン・キートン主演の「赤ちゃんはトップレディがお好き」(1987年)という映画に、このニューヨークのお受験事情を浮き彫りにしたシーンがある。子供の保育園受験に失敗した母親が、公園でこんなことを言って泣き叫ぶ。

「うちの子が××保育園に入れなかったの。もう有名幼稚園にも入れない。有名幼稚園に入れなかったら有名大学にも入れない。もう絶望だわ。うぎゃ――」

 アメリカ人に限ったことではない。将来子供をアメリカで立身出世させようという日本人の親も多いのだ。ただ、小金持ちの日本人家族は入ってからが大変。学年が上がるほど学費も上がり、高校になると年間3万ドル(約345万円)と名門私立大学並みだし、親は芸能人やケタ外れの大富豪がほとんどなので、学校外での付き合いにもまたケタ外れの金がかかる。

「無理して入ると惨めな思いをするんですよ」とは、ある日本人の親の弁だ。

赤ちゃん教育ビデオに効果なし=米大調査

2007年08月13日 時事通信出版局

赤ちゃん教育ビデオに効果なし=米大調査
 【シリコンバレー10日時事】米ワシントン大学教授らがこのほど発表した研究報告によると、生後8カ月から1年4カ月の赤ちゃんに早期教育ビデオ番組を見せた場合、言語習得が遅れる恐れがあることが分かった。研究に参加したディミトリ・クリスタキス教授は「そうした番組は効果がなく、むしろ有害かもしれない」と警告した。

 調査は1000人以上の保護者から聞き取り方式で実施。全体の32%が「英才教育」などと宣伝するビデオを赤ちゃんに見せていたが、ビデオを1時間見せるごとに、見せない場合に比べ習得言語数が6~8語少なかったという。

 同教授は「製造元は教育ビデオ視聴が子どもの認識能力の発展にプラスになるとの宣伝文句を証明する義務がある」と指摘した。一方、絵本などを読み聞かせた場合、語彙(ごい)が多くなる傾向が改めて確認された。

 乳幼児向け教育ビデオは人気を呼んでいるが、小児科学会は「2歳未満児にはテレビを見せるべきではない」としており、論争となっていた。

[IQ]先に誕生の子供ほど高い傾向 ノルウェー研究チーム

2007年06月22日 毎日新聞
 先に生まれた子供ほど知能指数(IQ)が高い傾向があるとの分析を、ノルウェーの研究チームが22日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。幼児期に兄や姉が死亡し最年長児として育てられた場合にも、年下の兄弟より高くなっている。単なる誕生順ではなく、家庭内での位置づけが大きな要因になっているようだ。

 1967年からの10年間に第1子を産んだ母親を22年以上追跡した。その間に誕生した約58万人のうち、徴兵に伴う検査からIQを分析できる18、19歳の男性約24万人を対象に、誕生順、親の年齢や学歴などを調べた。

 その結果、第1子の平均IQは103.2と最も高く、第2子は101.2、第3子は100.0と徐々に低くなった。ところが、第2子として誕生しても兄または姉が死亡している場合には102.9に達した。第3子でも上の2人が死亡した場合には102.6に上昇し、いずれも第1子の平均値に近づいた。

 調査した国立労働衛生研究所のペッター・クリステンセン教授は「親が、次の子供が誕生するまで、最年長児に最大限の注意を注いでいる効果だろう。女性は調べていないので何ともいえない」と語った。一方、米国の専門家はサイエンス誌に「年長の子供は家庭教師役を務めることが多いためではないか」とのコメントを寄せた。【田中泰義】

パパの育児は平均78点 ベネッセの母親アンケート

2007年6月16日  中日スポーツ 
 パパの育児は平均78点-。ベネッセコーポレーション(岡山市)の妊娠・出産・育児雑誌編集部が第1子を出産した母親に父親の育児ぶりを聞いたアンケートで、こんな結果が出た。

 ベネッセは2月、インターネットで496人から調査。17日の父の日を前に、母親から見た父親の「総合評価(100点満点)」と「得意・苦手なこと」のまとめを公表した。

 総合評価は71-90点が40・3%で、91点以上が28・6%。50点以下は15・3%だった。同社は「忙しいとみられがちな日本の父親だが、母親はなかなか頑張っていると評価しているようだ」と分析している。

 父親が得意なことの1位は「お風呂に入れる」で、2位が「遊ぶ・あやす」。苦手なのは「寝かしつける」「ぐずぐずをなだめる」だった。(共同)

そろばん人気じわり 「脳トレ」で再注目 仙台

2007年06月11日月曜日 河北新報
 仙台市でそろばんの人気が再燃する兆しが見えている。電卓の普及で使用者はめっきり減っていたが、「脳トレ」ブームで脳を鍛える手段として見直され、子どもを中心に塾などに通う人が増えた。仙台珠算連盟は「一過性の流行に終わらせないよう、愛好者を定着させる取り組みをしたい」と意気込んでいる。

 仙台市で6教室を営む中江珠算学院(青葉区)には1―5月、約50人が入塾した。例年より約2割多い。一方の退塾者は減っていて、塾生は全体で約300人に増えた。新入生のほとんどは小学校低学年だという。

 入塾生が増えたのは、脳トレの提唱者の川島隆太・東北大加齢医学研究所教授が「そろばんは脳の前頭葉を活性化する」と評価したのがきっかけ。親が「子どもの脳を鍛えたい」「直感力を付けたい」と通わせるようになったようだ。

 中江珠算学院の石川敬院長は「そろばんはこれまで、計算力を付ける手段にとどまり、電卓やパソコンに押されていたが、脳を鍛えると再評価され、息を吹き返した」と手応えを語る。

 珠算連盟によると、2006年の仙台市内のそろばん検定の受検者は約1300人で、前年より約100人増えた。受検者は約1万8000人だった1980年をピークに長らく低落傾向が続いていたが、05年から再び増加している。連盟は「首都圏や関西では、認知症予防でそろばんを始める高齢者も増えていると聞く。仙台でも中高年者を対象に教室を開くなど、愛好者のすそ野を広げる活動を進めたい」と話している。

日立市が「トイレ洋式化作戦」 まず小学校低学年向け

2007/05/17 産経新聞
 現代っ子は和式トイレより洋式トイレの方が使いやすい? 愛媛県日立市は、市内全小学校の低学年(1、2年生)用トイレを洋式化する事業に着手する。児童の家庭では洋式トイレが主流になってきており、生活の中で和式トイレを使用する経験がなくなりつつある現状を反映したものといえそうだ。

 市教委によると、昭和57年に公立校校舎の鉄筋化を終えて以降、改修などの機会にトイレの一部洋式化を行ってきており、市内の幼稚園、小・中・高校のうち洋式トイレが1基も設置されていないのは中学校1校のみ。洋式トイレが主流となっている現在、特に小学校入学後の低学年の児童から和式トイレに対する戸惑いの声が聞かれるようになった。

 このため市では、今年度予算に約3300万円を計上し、“トイレ洋式化計画”に着手する。対象は、小学校全26校の和式トイレ計1155基のうち、1、2年生用の約130基(平成18年度現在。今年3月に1校廃校)。各校の現状調査や見積もり・設計、業者発注などを経て、着工は今年後半ごろを見込んでいる。

 ただ、洋式トイレが一番いいというわけではないようで、例えば、中学校の女子生徒の中には不特定多数が同じ便器を使うことに抵抗があったり、幼児教育のため和式トイレを残してほしいと訴えている幼稚園もあるという。市教委では今後、それらの意見に耳を傾けつつ、小学校の他学年向けや中学・高校などへの洋式トイレ導入を検討する方針だ。

分担夫婦、QOL高い=家事や子育てで-

2007/05/08 時事通信仕事とのバランス、夫の方不満・民間調査

 家事や子育てを分担し助け合う夫婦は、そうでない夫婦より生活の質(QOL)が高いことが8日までに、民間シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」の調査で分かった。また仕事と家庭のバランスの満足度は、妻より夫の方が低かった。

 調査は昨年11月、第1子を妊娠中(妊娠期)および0-2歳の第1子を持つ(育児期)妻と夫を対象に郵送で実施。計約4500人の回答を分析した。

 それぞれ仕事を持つ夫婦に家庭と仕事のバランスについて尋ねたところ、妻は妊娠期で64.7%、育児期で55.7%が「満足」「やや満足」と答えたのに対し、夫は妊娠期54.7%、育児期50.3%で、夫の方が満足度が低かった。

「授乳中はTVつけない」 教育再生会議が子育て指南

asahi.com 2007年05月05日
 政府の教育再生会議は、子どもの保護者に対し、子育ての留意点や教えるべき徳目などを盛り込んだ緊急提言「『子育てを思う』保護者そして皆さんへ」を連休明けに公表する。「保護者は子守唄(うた)を歌い、おっぱいをあげ、赤ちゃんの瞳をのぞいてください」「授乳中や食事中はテレビをつけないように」などと勧めているが、家庭生活に口をはさむ部分もあるだけに反発の声が上がる可能性もある。

 提言はまた、「5歳くらいまでの時期は保護者の役割が極めて重要」と強調。「2歳以下の子どもにはテレビ・ビデオを長時間見せない」とし、乳幼児期には一緒に歌を歌うことや本の読み聞かせも提唱している。

 インターネットや携帯電話について「世界中の悪とも直接つながってしまう」と指摘した上で、ポルノなどの有害情報から子どもを守ることを呼びかけている。

 一方で、提言は「あいさつをする。うそをつかない」など「常識」も奨励している。冒頭では「給食費未納問題や朝食抜きといった食育の乱れなど『当たり前のこと』さえあいまいになってしまっている。『当たり前のこと』の再確認から教育再生をスタートさせる」と強調している。

◇「子育てを思う」保護者そして皆さんへ(案)要旨◇

●保護者は子守唄を歌い、おっぱいをあげ、赤ちゃんの瞳をのぞく。母乳が十分でなくても抱きしめるだけでもいい。

●授乳中や食事中はテレビをつけない。幼児期はテレビ・ビデオを1人で見せない。

●早寝・早起き・朝ごはんの習慣化をはかる。

●インターネットや携帯は世界中の悪とも直接つながってしまう。フィルタリングで子供たちを守る。

●最初は「あいさつをする」「うそをつかない」など人としての基本を教える。

●PTAは父親も参加。

5割の父親が育児休業 スウェーデンの子育て紹介 

3月19日 北國新聞
 講演会「スウェーデンの子育て輝くひとみをはぐくむ」(県スウェーデン協会、いしかわ子育て支援財団、北國新聞社主催)は十八日、金沢市の北國新聞会館で開かれた。自身も一歳八カ月の長女を育てる日本総合研究所主任研究員の池本美香さん(40)が、父親が積極的に育児休業を取得したり、政府が手厚い子育て支援をおこなうなど、スウェーデンの育児環境について語った。
 池本さんは、日本人男性の育児休業取得率が1%に満たないのに対し、スウェーデンでは五割の父親が子供が一歳になるまでに育児休業を取得していると紹介。育児休業の取得が仕事の生産性を高めることにつながると考えられていると解説した。看護休暇が日本よりも多く取れることにも触れた。

 講演に続き、池本さんと森新一郎県厚生政策課長が、日本の子育て環境の課題について対談した。森課長は「都市化や核家族化が進む中、子育て家庭と社会との新たなつながりの構築が必要」と指摘した。池本さんは未就学児の親子を巡る人間関係作りについて、ニュージーランドの幼児教育活動「プレイセンター」を例示。親が子育てについて学ぶコースが設けられ、活動の運営も親同士が協力して行っていることを紹介した。


平日の父さん「子との時間、皆無」23% 内閣府調査

2007年03月04日 asahi.comトップ
子どもとふれあう時間

父親の4人に1人が子どもとふれ合う時間がほとんどなく、母親も接触時間が減っていることが3日、内閣府の調査で分かった。勉強や友人関係などの悩みを抱える子どもは増えているのに、それを「知らない」父親は3分の2に達し、家族のコミュニケーション不足が浮き彫りになった。
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調査は昨年3月、全国の小学4年~中学3年の2143人に面接で実施。その保護者にもアンケート用紙を配り、2734人が回答した。

平日に子どもとかかわる時間を保護者に聞いたところ、父親は「ほとんどない」「15分くらい」「30分くらい」が合わせて60%。00年調査とほぼ同じだが、このうち「ほとんどない」が23%で、9ポイント増えた。母親は「30分くらい」以下が合計で24%(6ポイント増)、このうち「ほとんどない」は4%(2ポイント増)。子どもの悩みや心配事を「知らない」と答えた父親は67%、母親も34%だった。

子どもへの調査では、悩みや心配があるのは全体の58%。95年の調査と比較できる中学生に限ると、15ポイント増の71%だった。悩み事の内容(複数回答)は「勉強や進学」61%、「友だちや仲間のこと」20%、「性格」19%、「お金」16%など。

最近半年間に、友だちをいじめたり脅したりした経験がある小学生は6%、中学生は3%。いじめられたことがある小学生は12%、中学生は5%だった。

内閣府の担当者は「子どもと接する時間が減っているのは、親の仕事が忙しいためでは」と話している。

「赤ちゃんポスト」越しに見える社会

▼熊本市の慈恵病院が導入を試みていた国内初の「赤ちゃんポスト」が、実現へ向け動きだす見通しとなった。慈恵病院が子育てのできない親から新生児を預かる「赤ちゃんポスト」の設置を熊本市に申請していた問題で、国は事実上認める見解を示した。(西日本新聞、2月24日)。
▼現行制度では想定していない試みだけに、熊本市は医師法だけでなく、児童虐待防止法や刑法(保護責任者遺棄罪)など関係法令について審議を重ねてきたという。厚生労働省は「子どもの利益の観点から、ポスト設置自体は法令に違反するとはいえない」との見解を示した。

詳細は、日経ベンチャーの記事本文をご覧ください。

パソコン検定小5で3級合格

福井新聞社
 パソコンの知識や技能を判定する資格試験、パソコン検定(P検=パソコン検定協会主催)の三級に、坂井市の小五年の松原君が合格した。三級は高校卒業レベルの知識が必要とされ、本年度の小学五年生の合格者は全国でもたった六人という快挙。

 P検はパソコンの全般的な知識や操作能力、タイピングの精度などを総合的に判定する資格試験。初心者向けの五級から熟練者の一級まで、全国から年間約十二万人が受験する。

 三級は高校応用レベルの知識が必要で、全体の合格率は55%。設問は十分間で五百文字のタイピングテストと、インターネットや情報セキュリティーなど七項目の知識を問う選択式テストから成り、表計算の能力も必要。

 松原君は今月十日に受験、タイピングを百点満点でクリアすると、選択式テストも軒並み高正解率をマーク。五百点中三百九十七点と八割近い得点で難関を突破した。

 三年生からパソコンを始めた松原君は、昨春から町内のパソコン教室に通い今年九月に四級に合格、十月からは三級に向け特訓してきた。合格に「試験は難しいと思った。でも自分では通る自信はあった」と笑う。

 パソコン教室だけでなく週四回は柔道教室、週一回英会話教室にも通っているが「パソコンをやっているときが一番楽しい」という。自宅でも家族分の年賀状はすべて作製するなど、松原君がパソコンの指南役。「将来はパソコンを生かす仕事に就きたい」と目を輝かせていた。

子供の「学習マネージャー」になっている韓国の母親たち

FEBRUARY 23, 2007  東亜日報
今年結婚する予定の大学院生のチョン・ジウン(28・女)さんは、先輩や知人らの育児経験談を聞くと、怖気づいてしまう。チョンさんは、「あらゆる胎教はもちろん、幼児体操や教育プログラムから『ネイティブ英語教師と相談するには、母親も英語の勉強をする必要がある』という話まで、まだ子供が生まれてもいないのに育児ストレスを感じてしまう」と話す。

クォン・スア(29、ソウル西大門区ヒョンジョ洞)さんは、満2歳になったばかりの子供をつれて、幼児音楽教室に通っている。授業の雰囲気が散漫なので本当に子供が学ぶものがあるだろうかと疑問に思ってはいるが、授業後にママ友だちと交わす各種の育児情報を聞いていると、競争から取り残されるわけにはいかないと思うようになる。これは始まりに過ぎない。

子供が小学校を経て、中学校に進学すると、勉強は大学入試に直結する。勉強が子供の人生を分けるという考えから、母親たちは子供の「オーダーメードマネージャー」になる。学習戦略や塾選び、時間管理、健康管理、子供の友だち管理までこなし、子供の将来を切り開いてやるために全力を傾ける。

主婦の李サンヒ(仮名、39、ソウル鐘路区付岩洞)さんは昨年、一人娘を特殊目的高校(外国語や科学、芸術などを主に学習する高校)に進学させた。周囲からは賞賛が絶えないが、娘の比較対象になってきた相嫁たちの子供が外国の有名大学やソウルの名門大に通っているため、娘が大学に入学するまでは安心できない。

李さんは、家の築年数が古く、交通の便が悪いため、家庭教師をつけるのが難しいと思い、学校と家の中間地点にオフィステル(事務室兼住居空間)を借りて「勉強部屋」を構えた。よりよい成果が期待できるのであれば、子供にその程度のことはやってあげなければならないと思っている。最近の母親たちは、先生に関するささいなうわさも逃さず、子供のライバルが通う塾の情報も漏れなくチェックする。ママ友だちの間で緊密な関係を築くのは不可欠だ。与えるべきことは与え、受け取ることは受け取る情報取引で「仲間外れ」にされれば、子供には致命傷となる。母親たちのストレスがたまるのも無理ではない。

ソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドンポク・ヨイドドン)に住む主婦Yさんは、「子供の能力がすなわち母親の能力、と思われる世の中であるため、成績のいい子供を持つ母親たちの威勢はすごい。プライドを曲げてでも教育情報を得なければならない時も多い」と打ち明けた。

かつて、主婦の優先順位が「家事の切り回し」だったとすれば、最近では「成功する育児」がクローズアップされている。このような状況の中で、競争から脱落した子供を持つ母親の疎外感は大きい。

ファン・ソンヒ(仮名、49、ソウル江南区大峙洞)さんは、「いくらサポートしても成績が下位止まりの高校2年の子供を行かせる塾がない。うちの子はどうして勉強ができないのか、私に何か問題があるのではないか、苦しいし、つらい」と話す。

子供にすべてを託し、自分の人生はないため、老後が心配だという母親もいる。ナ某(42、京畿道城南市)さんは、中学生の子供2人を昨年9月から米国に留学させている。貧しい家計だが、子供の将来のために、親がしてやれる最善の決定だと信じている。ナさんは「老後への備えがないため、みすぼらしい老後になるのではと不安だが、仕方がなかった」と述べた。

専門家らは「親と子供が協力して相乗効果を出し、スーパーママ、スーパーキッズではなく、パワーママとパワーキッズになるようにしなければならない。母親は子供の助力者であってマネージャーではないことを肝に銘じてもらいたい」と話す。宗教活動や多様な趣味活動を通じて母親たちも自分の仕事を見つけることが、子供に独立する機会を与えることにつながると付け加えた。

イライラする親は順調

livedoor ニュース
【PJ 2007年01月21日】パブリック・ジャーナリスト 高橋 泉【佐賀県】
子どもは生きる力を身につけるために、してはいけないことを全てする。
・こんなこと人にしてはダメよ、ということを全てする。
・そんな子どもにイライラする親は順調。
・なぜなら、そのイライラさせる子どもが順調だから。
・昔は、子どものまわりに物はなかったが、人がたくさんいた。
・今は、子どものまわりに物はたくさんあるけど、人がいない。
・人は人でしか育たない。身近に人がたくさんいなければ育たない。

13日、佐賀県唐津市の保育参観で開かれた家庭教育講座の講師、熊丸みつ子さん(幼児教育専門家)の言葉である。

・イライラする親は順調。
・親は完璧な人間ではない、足りない部分がたくさんあっていい。
・だからこそ、まわりにたくさん人がいて、役割を分担すればいい。

子どものしつけが甘いといわれるが、厳しくしつけるためには逃げ場となる人が身近にいなければ苦しい。精神的な抜け道があってはじめて、子どもは大人の言葉を聞き入れ、親は厳しく叱る自分を受け入れることができる。子どもをとりまく人間関係には、幅の広さと層の厚さが欠かせないのである。

2005年の人口動態統計の概況(確定数)では、出生数106万2530人に対し、親が離婚した未成年の子(20歳未満の未婚の子)の数は、26万2345人、出生数の24.7%(4.05人に1人)にあたる。子どもの多い大家族もいるけれど、親子を基本とした小さな家族は、はかない存在である。(※1世帯当たり人員は2.55人で2000年より減少。(2005年国勢調査))

人は人でしか育たない。子育てに物はもういらない。もはや家族だけでは築くことのできない豊かな人間関係を、家族以上の大きな器で、子どもたちに与えてほしい。そして、イライラさせる子どもとイライラする親たちを、どうかゆったりと受け止めてほしい。【了】

■関連情報
熊丸みつ子さんの1月刊行予定の著書(株式会社 かもがわ出版)
「大丈夫!子育て順調よ!乳幼児から思春期の子どもをもつ親へ」
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 高橋 泉【佐賀県】

2006年1月の熊丸さんの講演会を聞いて
叱っても言うことを聞かない子ども
【PJ 2007年01月07日】- 「子どもは言うことを聞きません。親は叱り続けるものです。それで子どもも親も正常です。心配は不要です」と、威勢のいい声がとんだ。昨年1月に保育園で開催された、子育て講演会での講師の言葉だ。

じっと座ることができず、何にでも手を出し取り出し、上がれる場所はすべて上り、走れる場所はすべて走る。そんなわが子を叱る日々。子どもを叱ることはとにかく疲れる。いつまでもいつまでも叱り続ける、果てしない自分の行為に疲れる。ここで子どものすべてを見逃し、ゆっくりテレビでも新聞でも見ていられたらどれだけ心が和らぐだろう。

そのような悩みと疲れを救ってくれたのが、冒頭の講師の言葉だった。子どもは言うことを聞かない。親は叱り続けるもの。それで子どもも親も正常。どうしようもない子どもも、ヒステリックな私も「あっ、それで正常ですよ」という診断なのだ。何となく気が抜けた。

叱られる子どもの方が親から学ぶことが多い。いたずらや失敗をしない子どもは、親からも他人からも注意や関与をされることが少ない。繰り返し叱られる方が、親や他人とのコミュニケーションの量が圧倒的に多く、小さい頃からの人間形成には、叱られることが欠かせないのだそうだ。

また、親が繰り返し叱ることも大切だそうだ。自分の親があきらめずに「ぼく・わたし」に関わり続けようとする行為そのものが、信頼関係や絆をはぐくむ基礎となる。「だから叱り続けなさい」、きっぱりと言われた。「叱られる子どもの方が豊かに育つのですよ」。

新学期を目前に、心を新たに今年は子どもとどう向き合うか?と考えている方も多いことだろう。子どもを叱るのは疲れ果てることだが、いい意味で「今年は子どもと思いっきりぶつかる年」と割り切り、向かい合ってみるのはいかがだろうか。

今年もまた、子どもたちとの格闘の日々が待っている。冒頭の言葉を支えに、わたしも今年1年、子どもたちに負けないように頑張りたい。そして、叱った数だけ子どもたちをしっかりと抱きしめたい。【了】
パブリック・ジャーナリスト 高橋 泉【佐賀県】

能開プレスクール幼稚園合格実績

私立幼稚園
大阪府
帝塚山学院幼稚園(3年) 17名(17名受験)
帝塚山学院幼稚園(2年) 2名(2名受験)
帝塚山学院幼稚園(1年) 1名(1名受験)
追手門学院幼稚園 1名(1名受験)
城星学園幼稚園 2名(2名受験)
近畿大学附属幼稚園 3名(3名受験)
近畿大学附属幼稚園(2年保育) 1名(1名受験)
賢明学院幼稚園 3名(3名受験)
雲雀丘学園幼稚園 2名(2名受験)

京都府教委 親の応援塾開催 子の入学前「井戸端会議」で悩み相談 

2007年2月19日(月) 京都新聞
核家族化や少子化などを背景として子育てに悩む親が増えている中、京都府教育委員会は2007年度、小学校入学前の子どもを持つ親を対象にした「応援塾」を開催する。かつて市井のどこでも見られた異世代の親が集う「井戸端会議」のような場を各市町村のPTAと連携して設定し、「子育ての悩みを先輩ママたちに気軽に相談してもらいたい」(府教委社会教育課)としている。

応援塾は府教委が府PTA協議会を通じ、京都市を除く各市町村のPTA組織と連携して開く。07年度当初予算案に事業費として200万円を盛り込んだ。

計画では、次年度に小学校に入学する5-6歳児を対象にした就学時健康診断終了後の11月から入学前の来年3月にかけて、各市町村で5回程度、小学校や保育所、公民館などで実施する予定だ。

塾では、子育ての先輩が子育てや家庭教育についての失敗談などを披露したり、教員が学校生活について説明する。参加者同士が本音で語り合える場にしたい考えだ。

府教委社会教育課は「『ランドセルは何色にすれば?』といった素朴な疑問をはじめ、保護者はさまざまな不安を抱えている。地域でのつながりをつくる機会にもしてほしい」と話している。

一方、京都市教育委員会は、こどもみらい館(中京区)で月1回、小児科医師の浅野明美館長が乳幼児を持つ母親たちに育児をアドバイスする「井戸端サロン」での質疑をまとめた冊子「子育て・子育ち・親育ち(仮称)」を07年度に作る。子育て中の母親の生の声も盛り込むなど、サロンに参加できない親の不安解消にも役立てる。

日本の小学校入学試験問題「難しすぎる」韓国で話題

中央日報 2006.12.14
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=82747&servcode=400
慶応義塾大学付属小学校の入学試験問題が公開された後、話題になっている。今月3日、ポータル・ダウムのコミュニティー「猟期あるいは真実」に同校が出題した試験問題が紹介されたが、ネットユーザーらによって1週間後に主要ポータルのサイトとコミュニティーの掲示板・ログなどに広がり、問題の難易度をめぐる数百件の書き込みが殺到している。

日本の名門大学、早稲田大・慶応大は幼稚園に入れば、小学校、中高校までつながることで有名だ。付属幼稚園や小学校への入学が慶応大の登竜門とされ、初めて勉強をスタートする時期から激しい競争が繰り広げられるのだ。試験問題に接したネットユーザーは一様に「難しい」との反応を見せた。あるネットユーザーは「私が日本で生まれたなら小学校にも入れなかったはず」とし、もう一人のネットユーザーは「この程度なら直ちに中学校に入れるレベル」と評価した。

世宗(セジョン)大・保坂祐二(日本学)教授は「創意力と連想能力、判断力を評価するための問題のようだ」とし「とくに5番問題の場合、何故そう考えるかについての理由を説明しなければならないとの点から、しっかりした思考力が必要とされる」と説明。保坂教授は「日本の入学試験は学校別に出題スタイルが異なり、特定学校の入試戦略を説明した本が出版されたりもする」とし「1~4番、7番のような連想問題は出題の傾向をあらかじめ把握し準備した受験生なら無難に解けられるだろう」と述べた。
キム・ユンミ記者

英語教育は乳幼児期から

2006/10/15  神戸新聞 

過半数が英語教育は乳幼児期から始めるべきだと考えている-。子ども用英語教
材を手掛けているニチバンが実施したアンケートで、こんな結果が出た。

「子どもの英語教育はいつから始めるべきか」との質問に対して、

最多の36・6%が「保育園・幼稚園」と回答、
「0-2歳」の19・5%と合わせると56・1%が乳幼児期からの英語教育が必要と
考えている。

「小学校低学年」の21・3%を含めると計77・4%が早期実施を求めている。

一方、「小学校中学年」(5・8%)、「小学校高学年」(7・8%)、「中学校」(9・0%)
など、比較的に遅い開始時期で良いとする回答は計22・6%だった。

「何のために英語教育を受けさせたいか」(複数回答)との問いでは、「英語に抵抗
感を持ってほしくないから」が54・4%と最も多く、「英語に早く慣れてほしいから」
(49・7%)、「国際感覚を身に付けてほしいから」(37・7%)と続いた。

また「どんな英語教育を受けさせたいか」(複数回答)との問いには、「遊び中心の
英語教室」(61・4%)、「ネーティブの英語教室」(45・1%)、「遊び中心の英語教
材」(33・6%)などの回答が多かった。

調査は今年6月下旬から7月末までインターネットで実施し、20-50歳代の計1582人
の回答を集計した。

※関連記事
「中学受験・高校受験の親技」メルマガより 2006/10/08

_______________________________
 ★ 「ストロングのひとりごと」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 "新「勉強の常識」" No.273号を配信させていただきます。

 こんにちは、ストロング宮迫です。

 さて、安倍新内閣の文科相に起用された伊吹大臣が、「小学校で
 の英語の必修化に否定的な見解」を明らかにしました。

 小学校から英語を必修とすることには賛否両論があり、文部科学
 省の官僚たちは、新任の大臣から飛び出した想定外の発言に驚き、
 慌てているとか。

 まあ、国の政策がどうなるかなんて議論はさておき、家庭でこう
 考えている親の方もいるのではないでしょうか?
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 小さいうちから英語に触れておけば、何らかの痕跡が残り、将来、
 子供が英語を学ぶときにきっと役に立つに違いない
-----------------------------------------------------------------
 と。

 いかがですか?

 実は点線内の文は、ある本からの抜粋なのですが、続きがあります。
-----------------------------------------------------------------
 「将来、子どもが英語を学ぶときにきっと役に立つに違いない」と
 信じ、多くの親たちは、とりあえず早期英語教育を開始する。
 
 しかし、それは、ゴールがどこにあるかを確かめもせず、とりあえ
 ず目の前の道をまっすぐ進めば、悪いことにはならないだろうと信
 じて走り出すのと同じだということを気づいてほしい。
-----------------------------------------------------------------
 こう続いていくわけです。

 引用したのは、アメリカで13年にわたって、日本人駐在員の子供
 たちの教育に携わった経験をお持ちの市川力さんの本からです。

 市川さんは、「安易なバイリンガル幻想の警告として、
-----------------------------------------------------------------
 圧倒的に英語優位の環境においては、ほとんどの子供たちが、半年
 以内に、英語を聞き分け、話せるようになると同時に、それに反比
 例してまたたく間に日本語力が落ちていく。

 この傾向は、渡米時の年齢が低ければ低いほど顕著で、就学前に英
 語環境にどっぷり使った場合、それまで身につけた日本語を失い、
 母語が英語にスイッチしてしまうことも珍しくなかった。
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 と言います。
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 日本語も英語も自在に操れる「優秀な帰国生」はほんの一握りに過
 ぎず、多くの子どもたちは、2つの言語のはざまで翻弄され、気づ
 いてみたらどちらの言語も中途半端になっていたというのが現実だった。
-----------------------------------------------------------------
 とも。

 本では帰国生本人に行ったアンケートの出ていますが、

 「子どもが外国語を始めるのに適当な時期?」という質問に対して、
 
 「母語(第一言語)が確立してから」という答えが一番多いのも、
 興味深いですね。

 また、
----------------------------------------------------------------- 
 子ども時代から2つの言語に触れ、どちらの言語でも読み書きがで
 きる「理想的なバイリンガル」は、確かに存在する。

 しかし、そうなるためには、

 1、大人になるまで膨大な時間をかけて2つの言語を継続して学び続
   けていること

 2、本人が2つの言語を学ぶことに対して強いモチベーションを持ち
   続けていること

 3、親が2つの言語に精通しており、子どものために良質な学習環境
   を整備する配慮ができること

 4、子どもが2つの言語をマスターするために必要なことには惜しみ
   なくお金を投入できる経済的な余裕があること

 以上の4つの条件がそろっていなければならない。「理想的なバイ
 リンガル」を育てるためには、多大なコストがかかるのである。
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 もうちょっとため息が出てきました? ダメだ、こりゃあなんて!

 まあ、そう悲観せずに、ぜひこれを機会に市川さんの本を読んで、
 参考になさってください。

 高額教材を買ったり、駅前留学する前にね!

 きっと
 ◆母語である日本語を習得する意味
 ◆英語をどう捉えていくのか
 ◆家庭でどう子どもに英語をやらせていくのか

 について、たくさんヒントがあるはずです!

 ただやらせるというのは親技でも一番ダメ!!そこに作戦があるか
 ら、失敗があったとしても、次へつながっていくんですから!

 市川力著 中央公論新社
 ◆ 「教えない」英語教育」
 ◆ 「英語を子どもに教えるな」

 2冊注文しても1,575円!送料なし! 必読です!!


「早寝早起き」ノススメ

asahi.com  2006年09月25日

実践報告をする江沢正思・山口県山陽小野田市教育長=8月26日、

家庭での生活習慣と学力の関係が、にわかに脚光を浴びている。「ゆとり教育」の
ような教育施策よりも影響が大きい、と訴える現場の先生もいる。文部科学省も今
年度から、小学校を対象に「早寝早起き朝ご飯」の取り組みを始めた。昔から言わ
れてきたことが今また強調されるようになった理由は――。

◆生活習慣と学力深い関係 成績いい子は8~9時に寝る

■■ 学力順 生活習慣ランキング ■■

ベスト3
(1)夜8時から9時までに寝る
(2)家で勉強を2時間以上3時間未満する
(3)学校以外で1カ月に本を10~12冊読む

ワースト3
(1)朝食を毎日食べない
(2)勉強は大切だと思わない
(3)家での勉強時間が0分

※山口県山陽小野田市の作成したランキングから抜粋

◆各地で報告・シンポジウム

宮崎市で8月に開かれた日本PTA全国研究大会。山口県山陽小野田市の江沢
正思教育長が、この春始めた「生活改善・学力向上プロジェクト」を報告した。

市は5月、市内の全小学生約3700人を対象に学力検査(国語・算数)と知能検
査、さらにテレビや睡眠時間、朝食などの生活習慣の3調査をして、クロス集計し
て相関を調べた。

すると、テレビ視聴時間は長くなるほど学力テストの成績が下がり、特に5時間超
の層は極端に低かった。寝る時間は「午後8~9時」の学力が最も高く、それ以降
は遅い子ほど成績が下がるとの結果が出た。

それだけでなく、「知能発達」への影響にも注目したのが調査の特徴。江沢教育長
は、朝食をいつも食べない層は学力テストだけでなく知能検査の数値もよくないとい
う今回の調査結果を例に挙げ、こう語る。「生活習慣は子どもの脳に生理的影響を
与えると考えられる。

生活習慣を学力の指標として示せば、保護者も改善しようとする原動力になる」

市教委はどの生活習慣が能力発揮のためによいかを訴える「学力順生活習慣ランキ
ング」=表=を保護者に配り、生活習慣の改善を訴えることにした。


◆「親子の会話、読書、睡眠を」

やはり東京都港区で8月に開かれた「教育夏まつり2006」でも、著名な教師らが
「学力向上には家庭での時間管理が第一歩」と、参加した親子に訴えた。

学力向上の実践で知られる陰山英男・立命館小副校長は模擬授業で、「テレビ視
聴時間は1時間半を超えた辺りから成績が落ちてゆく」と指摘。テレビなどの時間
を減らし、親子の会話や読書、睡眠など、脳に良いことに回すよう説いた。

シンポジウムでは、「よのなか科」で知られる藤原和博・杉並区立和田中校長が
「中学生の携帯電話利用は、夜中に2時間個室にこもってショートメールを200通
やりとりするような例もまれではない」と語った。

さらに、テレビや携帯電話に1日3時間費やすと年間では中学校の総授業時間を
超えてしまうと指摘。「子どもにテレビやケータイを好き放題に使わせておいて学
力の問題を学校などのせいにするのは、ちゃんちゃらおかしい」と強調した。

藤原氏の後を受けてマイクを握った港区教委の藤井千恵子指導室長も、都教職
員研修センターの調査(03年度)から、こんなデータを紹介した。《家族との会話
(1回20分以上)頻度について「ほとんどない」と答えた子の割合は、小6から高
校生までどの年代でも30%弱と一定している》

そして、こう語った。「親子の会話は年齢が上がるにつれて減ると予想していたの
で、意外だった。会話をしていない家庭は、初めからしていないのではないか」。

実は、77年の同種調査と比べると、全体の平均としては03年のほうが家族会話
の頻度は増えていた。藤井室長は「ここにも会話のある家庭とまったくない家庭と
いう『二極化』傾向が表れているのではないか」と話す。


◆共同生活の一員の自覚 子どもに伝える必要

横浜国立大学の高橋勝教授(教育人間学)の話 高度成長期の工業型社会では、
学校は将来必要な知識、技能や集団生活の規律を画一的に「教え込む」教育をし
ていた。地域社会の古い人間関係もまだ残っていた。その頃は、家庭で「自由・自
律」で子どもに接することが、自立を励ます有効な手立てとして働いた。

ところが、現代は家庭の中にまで情報・消費社会の「自己選択モード」が侵入し、
子どもたちは家にいても個室でインターネットや携帯電話とつながり、大人と同じ
「一人前の消費者」として振る舞う傾向が強まっている。食事もバラバラ、悩みもバ
ラバラ。寝て休むだけのホテルのような家庭も珍しくない。

本来、自由と自律は他者の尊重が大前提となる。ところが、消費社会は自己決
定や「自己選択」の感覚を肥大化させ、自分の欲求を抑制する他者の感覚が希
薄になる。

この環境のもとで、子どもを単純に「自由」に委ねているだけでは、バランスのと
れた他者感覚が養われない恐れがある。そこで、家庭でも学校でも、共同生活
の一員であることを子どもに実感させること、親世代の価値観を子どもにしっかり
伝えることが必要になる。

たしかに親の育児負担感が強まっているなかで、家庭の教育力だけを強調する
のは酷な面もある。地域社会のサポートも必要だ。しかし、やるべきことは難しい
ことではない。

親子がなるべく一緒に食事をし、会話をし、一緒に生活するスタイルを取り戻すこ
と。そして、家庭に共同生活の機能を回復することが、子どもが学びに集中でき
るための不可欠の前提になる。

幼児期に動脈硬化の前兆進行も

10/6 琉球新報     

食育から見た子育てについて語る森山さん=県生涯学習推進センター 家庭教
育カウンセリング研修会(県教育委員会主催)が4日、那覇市の県生涯学習推
進センター(南部合同庁舎内)で行われた。

琉球大学教育学部講師の森山克子さんが「食育から見た子育て」と題して講演し、
西洋型の食事の中で、幼児のうちに動脈硬化の前兆が進んでいる可能性を指摘。

「1日1食は油を使わないメニューが必要」などとアドバイスした。 

研修会は、地域で家庭教育について助言できる人材の育成が狙い。市町村の家
庭教育担当者や婦人会などの関係者ら約20人が出席した。

森山さんは、ゼロ歳児で24人中13人、1歳児で11人中10人、5歳児以上の全
例に動脈硬化初期病変が見られたとの北里大学医学部の研究を紹介。

「大動脈の内側に脂肪が付着する動脈硬化の前兆が、幼児の間に大幅に進ん
でいる可能性がある」と指摘した。
 
背景について「普通の家庭の食事がイモや米、緑黄色野菜、豆腐の『うちなー型』
から脂質や動物性タンパク質を多く食べる『西洋型』へと変化したため」と解説した。
 
さらに「家族で食卓を囲むことこそ親子のつながりを生む」と述べ、一人で食べる
「孤食」や子どもだけで食べる「子食」などが子育てに影響することを説明した。
(10/6)

注目集める「石井式」教育法

産経新聞  2006.09.18

楽しんで漢字先取り
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注目集める「石井式」教育法  
 
国語力や漢字力の低下が叫ばれて久しいが、幼児や小学校低学年の子供を対
象に「読み先習」を重視した漢字教育を実践している団体がある。故・石井勲氏が
設立した石井式国語教育研究会(東京都渋谷区)だ。

ゲームも取り入れた、楽しく遊びながらの授業で、3年もすれば小学校の配当漢
字1006字の大半は読めるようになるといい、「石井式」の教育法や教材を採用
する私立の幼稚園・保育所は約500園に上る。

同会の教室を覗(のぞ)いてみた。(小田博士)

「読み先習」重視で語彙豊かに

≪論語も読誦≫

「子曰(いわ)く、其(そ)の身正しければ、令せずして行わる。其の身正しからざれ
ば、令すといえども従わず」

年中向けの授業は、黒板に張り出された論語の素読から始まった。女性講師の読
誦(とくしょう)につられて子供たちも復唱する。

5分ほどたつと、今度は漢字カードを音読。「神様」「痛い」「全部」「手」「体」「一列」…。

子供たちは声を大きく口ずさむ。

これらは、講師が読み聞かせする昔話の絵本の文中に使われており、20語句が
抽出されている。今回は「因幡の白兎」で使われたものだ。漢字を身に付けるため、
絵本は同会が独自に編纂(へんさん)。ひらがな文ではなく、漢字かな交じり文で
構成されている。


強制的なたたき込みのように見えるが、そうではない。その後に続くのは大半がゲ
ームだ。漢字カードを使って、フラッシュ形式のクイズをしたり、カルタや神経衰弱も
行ったりする。遊びながらの繰り返しで自然に漢字が身に付くようになっている。

50分間の授業はあっと言う間に終了した。授業に参加した斎藤万桜ちゃん(5)は
「カルタが楽しいです」。教室に迎えに来た母親の恵美さん(32)は「私自身、国語
が苦手だったので通わせました。娘に漢字は難しいとの意識はまったくないようで
す」と話す。

≪画数は無関係≫

同会の教育法を編み出した石井氏は「九、鳥、鳩」という漢字で幼児が覚えやすい
順番は「鳩、鳥、九」となることを過去の実験で発見した。一見、大人の常識では信
じにくいが、幼児にとって漢字の覚えやすさは画数の多さではなく、具体性が関係し
ている。

蟻とか林檎(りんご)などの複雑な漢字も、イメージしやすいのですぐに記憶してしま
う。字句に意味を持たない表音文字のひらがなより、表意文字の漢字の方が覚えや
すいのだという。

同会の親団体にあたるNPO法人「日本漢字教育振興協會(きょうかい)」の氏川弘
行事務局長は「テレビ番組で会話にテロップが出ると記憶しやすいのと同じで、漢
字は視覚言語なので分かりやすい。ひらがなだけの文章は、音を拾ってしまい読み
づらい」と話す。

国語の基本≫

同協會の土屋秀宇理事長は、国語力低下の原因について(1)ひらがな優先(2)読
み書き同時学習(3)学年別配当漢字による足かせ(4)ふりがな付き漢字を長年認
めてこなかった-の4点を指摘。漢字軽視の現行教育を批判した上で「漢字の読み
先習が大切。。

小学校低学年の教科書は、ひらがなだらけにするのではなく、難しい漢字に送り仮
名を振ればよい」と訴える。さらに「美しい本物の日本語に触れされるのが第一」とし
て、百人一首や唐詩をはじめとした古典の復権を提唱する。

長男の教育に「石井式」の漢字カードを取り入れたという藤原正彦お茶の水女子大
教授は「すべての知的活動の基礎は国語。その基本は漢字にある。語彙(ごい)が
ないと思考力は身に付かない。漢字を徹底的に教え込めば、読書に関心を持つ。

公教育でも取り入れてみてはどうか」と話している。

24時間の照明で体内時計に乱れ 東北大が確認

2006/8/22 河北新報

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生まれたばかりのマウスを24時間明かりを付けたままの状態で
育てると、睡眠や覚せいにかかわる「体内時計」の活動が乱れる
ことを、東北大病院周産母子センターの太田英伸助手(発達生理
学)らのグループが突き止めた。

マウスとヒトは脳のメカニズムが類似している。

同様の作用はヒトの赤ちゃんでも起こる可能性があり、夜型化が
進むライフスタイルに警鐘を鳴らす結果といえそうだ。

体内時計はヒトやマウスをはじめ多くの動物や植物が、臓器や組
織ごとに備える。脳中心部の「視交叉(こうさ)上核」が睡眠や
覚せいを促す信号を送り、“司令塔”の役割を果たしている。

グループは視交叉上核を制御する「時計遺伝子」の活動を調べる
ため、マウス50匹の視交叉上核にクラゲの発光タンパク遺伝子
を組み込んだ。時計遺伝子が活性化すると光る仕組みで、照明の
操作で昼と夜が12時間ずつの環境と、1日中点灯している環境
でそれぞれ25匹を育て、3週間観察した。

昼夜のある環境下のマウスは、数万個の時計遺伝子が1日に1回、
ほぼ同じタイミングで光ったが、常に明るい状態の場合はばらば
らに点滅。照明を付けたままのマウスは生後50日まで観察した
結果、一部は数時間ごとに目を覚ました。

24時間明るい状態に置いたマウスを昼と夜が区別できる環境下
に移すと、睡眠と覚せいの機能は1―2日で回復することも分か
った。
 
太田助手は「マウスの赤ちゃんは予想以上に、光への感受性が強
かった」と指摘。ヒトについては「過剰に心配する必要はないが、
育児中の家庭や病院の新生児室で、照明について考えるきっかけ
にしてほしい」と話している。


研究は米バンダービルト大との共同で、米国の小児科専門誌「ペ
ディアトリック・リサーチ」に21日発表した。

※体内時計
脳の視交叉上核が時計のように時を刻んで、睡眠や覚せい、血圧
などの生理機能の変動を管理していると考えられている。ヒトの
体内時計は本来24時間より長いが、太陽光を手掛かりに時間を
補正し、1日24時間周期のリズムを刻んでいる。

父親、子どもとのふれあい短く 国際比較調査

2006/08/01 朝日新聞

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日本の父親が平日に子どもと過ごす時間は1日あたり3.1時間で、
海外5カ国と比べると韓国に次ぎ下から2番目だったことが、「家
庭教育に関する国際比較調査」でわかった。

その時間の短さに悩む父親は41.3%で、10年あまりの間に、
13.7ポイント増えた。

他国と比べると、1週間の労働時間が最長で、子どもの食事を世話
する父親の比率が極端に低いこともわかった。。

独立行政法人・国立女性教育会館が調査をまとめ1日、発表した。

対象は、日本のほか、韓国、タイ、米国、フランス、スウェーデン。

昨年の上半期に、12歳以下の子どもを持つ親各1000人に実施した。

それによると、日本の父親が平日に子どもと過ごす時間は、94年
の調査より0.2時間減った。2.8時間の韓国に次いで2番目に
少なく、最長のタイと比べると2.8時間の開きがある。。
時間の短
さに悩む父親の比率は韓国、スウェーデンに次いで3位。

94年と比べて大幅に比率が下がった米国などとは対照的に、割合
が増えた。

1週間あたりの平均労働時間は48.9時間で、6カ国でトップだった。

しつけや保護者会への参加など、育児の母親まかせも目立つ。

とくに、子どもの食事の世話をする父親は10.1%と、5位の韓国
(20.4%)の半分以下だった。

子育てで日本の親が一番心配しているのは「子どもの身の安全」。
回答者に占める率は46.9%で、94年より13.1ポイント上昇した。

同教育会館は「労働環境は相変わらず厳しいが、父親もできるだけ
子育てを大切にしたいという意識が表れている」と分析している。

「柔道保育」効果あり 東京・江戸川区の幼稚園

産経新聞 http://www.sankei.co.jp/ 2006.07.03

「柔道保育」効果あり 東京・江戸川区の幼稚園

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人の話集中して聞く 勝てば園児の自信に 

日本の伝統的な格闘技である柔道を課外保育に取り入れている幼稚園がある。

東京都江戸川区の江戸川双葉幼稚園(菅原久子園長)は5年前から、年長組の
希望者を対象に隔週で柔道保育を行っている。指導にあたっている菅原園長の
二男で有段者の出(いずる)さん(36)は「けいこ中の集中力や終えた後の心の静
まり方は、びっくりするほど。武道の奥深さを感じる」と教育効果を強調している。(池田証志)

≪問答無用≫

「転んだときに手をつかない子供が増えてきた。普段の遊びの中で覚えることが
身に付いていない。柔道の受け身の発想が必要だと思った」

菅原園長は、柔道保育を取り入れた経緯をこう語る。導入以来、年長組の男女
園児約20人が毎年参加している。都内で剣道を保育に取り入れた幼稚園はあ
るが、畳が必要で危険を伴う柔道保育は全国的にも珍しいという。

柔道保育の効果として同幼稚園は(1)礼を重んじるためしつけに役立つ(2)練習
に危険を伴うことから人の話を集中して聞くようになる(3)まじめにやれば運動神
経に関係なく上達するので継続を大切にする心と向上心を持てる-などを挙げる。

出さんは、「教師が子供たちに問答無用で『こうしなさい』と言えなくなってきてい
るが、武道では、当然のように教えることができる」と話す。

一方、保護者にとっては「護身術を身に付ければ、小学校でいじめにあわないで
済む」「柔道着がかわいい」というメリットもあるようだ。

≪自信創出≫

柔道保育は通常の保育の後、年長組の部屋に20畳の畳を敷いて行われる。園
児たちは初め、柔道着を着るときに幼稚園の先生に手伝ってもらうが、2カ月もす
れば一人で着て、正座で話を聞けるようになるという。

保育時間は1時間半。準備体操から始まり、前転、受け身とけいこが進む。子供
たちの間には笑顔が絶えないが、自分の順番が回ってきたときの表情は真剣そ
のもの。そして、新しい技の説明が始まると、ほとんど私語がなくなった。

習ったばかりの「大外刈り」のけいこでは、相手と組んで「お願いします」とあいさ
つをした途端に「頑張れー」と声援が飛ぶ。技を決めた後の子供の得意げな顔は、
こっけいなくらい素直だ。

「身体の小さな子や女の子でも話をよく聞いていれば、勝つこともある。おとなしい
子のひそかな自信につながっているんですよ」と出さん。

≪個性伸長≫

江戸川双葉幼稚園では「個性の伸長」を主な教育理念に据えている。菅原園長は
「柔道を通じて、大きな子と小さな子、男の子と女の子では力に差があることに気
づくはず。みんなが自分と違う個性を持っていることに気づき、互いに導き合ったり、
励まし合うような子供に育ってほしい」と話す。

けいこを終えた阿部みのりちゃん(5)は「(相手を)倒すのと受け身が楽しい。自分が
一番強いと思う」と頼もしい。中村柚咲ちゃん(5)は「転ばされても受け身を取れば
大丈夫」と上気した顔で話した。

宮崎晨匡君(5)の母親の恵美子さん(35)も「柔道着へのあこがれもあって始めた
みたいです。脱いだものを片づけるようになったり、人の話を聞くようになりました。
家では父親と布団の上で練習しています」と大喜びだ。


デキる脳は発達過程に差 米国立衛生研などが解明

産経新聞  2006.04.03


デキる脳は発達過程に差 米国立衛生研などが解明

【ワシントン=共同】

知能指数(IQ)が非常に高い子供は、高度な精神活動をつかさどる大脳前部など
特定の皮質の発達パターンに独特の特徴があると、米国立衛生研究所などのチ
ームが英科学誌ネイチャーに発表した。


七歳ごろには平均より薄い皮質が急激に厚くなって十一、二歳でピークを迎え、そ
の後急激に薄くなる。

チームは「賢さには皮質の厚さ自体より、成長期の変化の仕方の方が重要らしい」
と分析している。

五歳以上の青少年三百七人について、磁気共鳴画像装置(MRI)による脳の撮影
を、最長十九歳まで行った。

知能テストを基に
(1)IQが特に高い(一二一-一四九)
(2)高い(一〇九-一二〇)
(3)普通(八三-一〇八)

の三群に分け、年齢に伴う大脳皮質の変化を分析した。

「特に高い」子供では皮質が年齢とともに薄い、厚い、薄いとダイナミックに変化し
たのに対して、「普通」「高い」の子供は八、九歳が厚さのピークでその後徐々に
薄くなるパターンだった。

「特に高い」子は、高度な思考回路の発達に時間をかけ、その後は使わない回路
を迅速に整理していると推定されるという。

 

 

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モンテッソーリを知る
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しつけ&習慣
頭がいい子の生活習慣  早い時期から取り組みたい習慣  
気になる話
親の子育て・教育に関する意識調査  「知育」おもちゃが続々  「早寝早起き朝ごはん」ができている子の特徴  2013年度から幼稚園教諭と保育士の資格を統合か  評判が良い子育て本  慶応義塾幼稚舎長のお話  【父親】平日に子どもと触れ合う時間がほとんどない  子どものしかり方  睡眠教育  わが子の笑顔は麻薬と同じ  
頭がいい子の育て方
もはや常識!?  親の良し悪しで決まる子供の将来  10歳までに決まる!頭のいい子の育て方シリーズ  
まだ早い?ドリル
頭のいい子を育てるドリルシリーズ  
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